HOME > 医科歯科連携について 医科歯科連携 Cooperation 医科歯科連携の概要 「医科歯科連携」とは、単に医師と歯科医師が連絡を取り合うことではありません。患者さんの全身の健康を最優先に考え、医科と歯科がそれぞれの専門知識と技術を持ち寄り協力し合うことで、患者さんの健康をより総合的にサポートすることを目的としています。日本の医療は「医科は体、歯科は歯」というように、別々の領域とされてきました。しかし、近年「口腔の健康は全身の健康に深く影響を及ぼし、全身の病気が口腔にも現れる」ということが、科学的エビデンスに基づき明確に解明されてきました。このように認識が変化されたことで、医科歯科連携が注目された最大の理由です。 当院の「医科歯科連携」について 現代の医療は専門化が進み、歯科医師もそれぞれの得意分野を持っていることがほとんどです。歯科治療には多くの専門知識や技術が求められるため、患者さんにとって最適な治療を受けるためには、専門性の高い意見や知識を活用することが重要です。しかし、歯科医師が全ての専門分野を一人で対応することは非常に難しく、一般的な歯科医院で対応ができる歯周病治療・矯正治療などの治療は自院で対応し、対応が難しい難症例、インプラント、口腔外科などは各専門歯科医師と連携を取りながら、できる限り患者さんのご希望に沿った対応をおこなう必要がります。当院でも、近隣の歯科医院と連携を取りながら、広い視野を持ちながら治療計画をたてることを心がけています。 歯科歯科連携のメリット 1:より適切な治療を受けられる それぞれの歯科医院は専門分野や得意分野が異なります。歯科歯科連携では、患者さんの状態に応じて、最適な歯科医院を紹介することができます。 例えば、高度な歯科治療が必要な場合、専門医がいる歯科医院を紹介、インプラント治療や矯正治療など、複数の歯科医院で連携して治療を行うなど、患者さんのニーズに合わせた最適な治療を提供することが可能になります。 2:治療の質向上 連携する歯科医院間で、治療に関する情報共有や意見交換を行うことで、治療の質向上につながります。 複数の歯科医師の視点から治療方法を検討することで、より適切な治療法を選択することができるので、患者さんはより安全で質の高い治療を受けることができるようになります。 4:安心感と信頼感の向上 複数の歯科医院が連携することで、より安心感と信頼感を得ることができると思います。 複数の歯科医師から意見を聞くことができるため、治療に対する不安を軽減することも可能です。治療に関する情報共有をスムーズにおこなうことで、患者さんは安心して治療に専念できます。