親しらずや顎関節症、虫歯の治療は名古屋市港区の杉山歯科へ

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general
一般歯科

一般歯科

GENERAL一般歯科

当院は1.5次歯科医院を目指していますので、治療定期健診(メンテナンス)にも1.5次歯科医院としての配慮を行います。
※1次病院:かかりつけの医院、2次病院:入院施設のある総合病院、3次病院:大学病院。
 1.5次病院とは造語です。かかりつけ歯科医院の役割と、本来は総合病院口腔外科で行うであろう検査・小手術の一部までをカバーします。
安心・安全に治療を行うためには、既往歴はとても大切な情報です。
治療を行う前に既往歴があれば、それに配慮した治療計画を立てる必要があります。問診を行いますので、正確に教えてください。
薬を処方する口腔外科処置をする際は特に注意を払う必要があるので、必要な際は病気を診ている主治医に診療情報提供の依頼を行います。
一般歯科では、虫歯や歯周病、欠損した歯を補う治療、定期歯科検診を行います。
定期検診で、歯のクリーニングや正しい歯みがき方法を身につけることで、お口のトラブルを防いだり、虫歯や歯周病の早期発見、早期治療にも繋がります。
定期健診を続けることで、お口の状態が健康的に安定し、噛む力も強く保つことができ栄養も充分に取れます。
結果として病気になりにくい健康状態を保つことが出来ますので、医療費自体の節約にもなります。

口腔外科

当院では、「通院のみで完結する小手術」を行っております。
親知らずの抜歯、顎関節症、嚢胞、簡単な外傷などがあてはまりますが、まずは症状のご相談をお願いします。
重度の外傷・炎症・腫瘍などは、当院にはない検査や入院施設が必要となりますので、適切な高次医療機関へ紹介させていただきます。

手術症例数・検査数
  • 顎関節症治療50例以上
  • 埋伏抜歯抜術75例
  • 歯根端切除術4例
  • 歯根嚢胞摘出術17例
  • 粘液嚢胞摘出術4例
  • 良性腫瘍摘出術(線維種)2例
  • 下顎隆起切除術2例
  • 腐骨除去術1例
  • 細菌検査11例
  • 病理検査22例

※2018年6月~2019年12月まで

口腔外科に対する想い

一般歯科医院から紹介状をもらい、総合病院を受診する方が最初に困る事は、「他に予定があるけど、いつ行けるだろう…」ではないでしょうか。
総合病院を円滑に運営する上では、仕方のない部分ではありますが、多くの場合、「初診は午前中しか受診できない」「手術日は曜日が決められている」「土曜日に受診できない」「待ち時間が長い」などは受け入れなければならず、残念ながら利便性を求めることは難しいです。
平日に時間が取れる方ばかりではないので、仕事を休まなければ受診できない環境です。
口腔外科疾患の中でも、全身麻酔手術や癌などは総合病院で診るべきですが、埋伏抜歯術・歯根端切除術・粘液嚢胞摘出術など短時間で済む手術は、知識と技術と準備さえあれば、一般歯科医院の外来でも完結させることができます。
当院は1.5次病院の位置づけで、一般歯科治療から外来で完結する口腔外科的疾患まで対応できる歯科医院を目指して開院しました。
その為、一般歯科医院ではあまり行わない細菌検査・病理検査・他科医院との病診連携・有病者歯科治療対応なども行っており、土曜日でも抜歯等の外科処置が可能です。
病気はあるけど忙しくて行けないからと放置してしまうと症状が重くなります。当院にて、口腔外科を身近に感じていただきたく思います。

笑気吸入鎮静法

歯科治療は痛みを伴うことが多く、特にお子様は恐怖心・不安をコントロールするのは難しいものです。
少しでも楽な気持ちで治療を受けていただくために当院では、恐怖心の和らぐ低濃度笑気を吸いながら治療を行う、笑気吸入鎮静法も行っています。
笑気の臭いはほのかに甘い香りで、違和感なく吸入できます。吸入された笑気は、肺から血中に急速に溶け込み、5分以内に鎮静状態に到達します。また血中からの排泄も非常に速く、笑気の吸入濃度を変えることによって鎮静度をコントロールすることが可能です。健康保険の適用があり、わが国でも50年以上の歴史があるので、特別新しい治療法ではありません。 お気軽にご相談ください。

笑気吸入鎮静法を使った治療時の流れ
  • 笑気吸入鎮静法を使った治療時の流れ治療台で、仰向けに寝ていただきます。
  • 笑気吸入鎮静法を使った治療時の流れ鼻マスクをかけて、鼻から酸素を規則正しく呼吸をしていただきます。
  • 笑気の濃度を徐々に上げながら、適度な鎮静状態へと導きます。手足が暖かくなったような感じがし、リラックスしてきます。
  • 5分ほどして鎮静状態が確認されれば必要に応じて局所麻酔を行います。笑気ガスの影響であまり強い痛みは感じません。
  • 笑気吸入鎮静法を使った治療時の流れ鎮静の状態を観察しながら笑気濃度を適正に保ち、歯科治療を行います。
  • 治療終了後は笑気を止め酸素を吸います。その後、様子を見て酸素も止め室内の空気のみとなります。そのまま数分ほど待って安全が確認できたら、帰宅できます。特に生活の制限はありませんが、車の運転をされる場合は少し長めに時間をおいたほうが良いと思います。待合室でゆっくりされてからご帰宅ください。
よくある質問
どのような人に笑気吸入鎮静法は適していますか?
● 歯科治療に恐怖心・不安感を持っている方
● 理解力のあるお子様(目安として5歳程度以上)
● 異常な緊張・反射で、治療が不可能となる方
● 心疾患や高血圧などの内科的慢性疾患で、歯科治療が困難な方
● 外科処置を予定している方
避けた方がよいケースはありますか?
● 妊娠初期の方
● 中耳炎の方
● 2か月以内に眼科手術を受けた方
● 過呼吸発作の既往がある方
● 鼻閉のある方
笑気吸入鎮静法で意識がなくなったり眠ってしまったりしますか?
歯科医院で用いる笑気吸入鎮静法は全身麻酔と違い、意識を失ったり眠ってしまうことはなく、気分がリラックスする程度と思ってください。会話もできます。鎮痛効果もありますので、笑気吸入していない時より痛みを感じにくいです。
笑気ガスには副作用はないのでしょうか?
笑気ガスは体内で分解されることなく、そのまま排出されます。呼吸器系、肝臓、腎臓、代謝系などに負担をかけることはありません。発現も消失も速やかに行われます。
口腔粘膜疾患の治療

口腔カンジダ、口唇ヘルペス、ドライマウス(口腔乾燥症)等口腔粘膜疾患の診療を行います。

口腔カンジダ 真菌感染症の一つで、「歯茎などの粘膜が赤っぽい」「舌がピリピリする」「口の中に白い膜ができる」などの症状が見られます。
当院では診断の為の細菌検査を行い、口腔内のクリーニングおよびうがい薬や塗り薬、内服薬などを用いて、治療を実施します。
口唇ヘルペス 唇やその周辺に痛みを伴う水疱(みずぶくれ)ができる感染症です。
ヘルペスウイルスが原因のため、抗ヘルペスウイルス薬を用いて治療します。
ドライマウス
(口腔乾燥症)
慢性的に口が渇くことで、「食べ物が飲み込みにくい」「舌が痛い」などの症状が現れたり、味覚異常を引き起こします。
服用している薬の副作用の場合もありますので、可能であれば処方医に変更依頼をしたり、唾液腺マッサージ、内服薬などで改善を試みます。
粘液嚢胞の摘出・病理検査

粘液嚢胞とは、主に唇の裏側にできる袋状のふくらみのことです。
唾液を分泌する「小唾液腺」が閉塞し、唾液が粘膜の下に溜まってしまうことで起こります。
当院では手術にて嚢胞の摘出を行います。摘出後には病理検査を行い、1週間程度で結果をお知らせいたします。
検査の結果、追加治療が必要と判断された場合、適切な医療機関にご紹介致します。

粘液嚢胞の摘出・病理検査
親知らず等埋伏歯の抜歯

埋伏歯とは、骨や粘膜の中に埋もれてしまっている歯のことです。
骨の中に完全に埋まっている「完全埋伏歯」、歯の一部分が見えている「不完全埋伏歯」、歯が横になってしまっている「水平埋伏歯」の大きく3種類に分けられます。

埋伏歯の多くの原因は、歯が生えるために必要なスペースが足りていないことです。
埋伏歯を放置してしまうと、歯並びが悪くなったり、永久歯が生えてこなかったり、嚢胞の原因になったりします。
埋伏歯の治療は様子を見ることもありますが、犬歯・小臼歯などでは歯を覆っている骨を削り、埋伏歯が生えてくるように誘導したり、埋伏歯を牽引して矯正治療を行うこともあります。
その際は矯正専門医との連携治療になります。

また、親知らずが不完全埋伏歯の場合、親知らず周辺の歯茎が炎症を起こす「智歯周囲炎」になってしまうこともあります。
親知らずが横に生えたり、生え切らなかったりする場合は、しっかりした歯みがきができない為、手前の歯が虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
そのため、抜歯する方が良い場合が多いです。親知らずが気になりましたら、まずは一度ご相談ください。

智歯における埋伏歯の例

  • 完全埋伏歯
    完全埋伏智歯
  • 水平埋伏智歯
    水平埋伏智歯
  • 不完全埋伏智歯
    不完全埋伏智歯
顎関節症の治療

顎関節症とは、顎の関節の周辺で、痛みが起きたり、口が開かなくなる疾患です。
主な原因としては、「噛み合わせが悪い」「歯ぎしりや歯を噛みしめる癖」「むち打ちなどの外傷」「精神的ストレス」「左右いずれか片側でばかり噛む習慣」等、様々な要因が重なり合い、顎の関節に強い力がかかることで起こると考えられています。
治療するにあたり、まずはお話を聞き、顎関節症の原因となる悪習癖の改善から開始していきます。
症状に応じて、運動療法や投薬治療、マウスピースの作成等、一人ひとりに合わせた治療方法をご提案します。

顎関節症の治療

虫歯治療

虫歯は進行度合いにより、C0~C4にて分類されます。進行度合いによって、治療内容も変わり、当然、時間と費用もかかります。
「虫歯かな?」と少しでも思ったら、早期の受診をすることで、時間も費用も最小限に抑えることができます。

最初期の虫歯

C0(最初期の虫歯)

歯に穴が開く前の「最初期」の虫歯となります。
歯の溝の部分に茶色の着色が見られる程度です。
この段階であれば、歯を削る必要はなく治療を済ませることが可能です。

表面の虫歯

C1(表面の虫歯)

歯の表面のエナメル質まで、虫歯が進行した状態です。
虫歯になってしまったエナメル質を削り、詰め物をするだけで済むため、治療に痛みは伴いません。

内面の虫歯

C2(内面の虫歯)

象牙質まで虫歯が進行している状態です。
冷たい食べ物や飲み物がしみたり、咀嚼時に痛みを伴う場合があります。
虫歯になった部分を削り、C1同様、詰め物をしますが、虫歯の範囲が広い場合は、
全体的に歯を覆う場合もあります。また、治療するために麻酔が必要となります。

歯の神経まで達している虫歯

C3(歯の神経まで達している虫歯)

象牙質の奥には、歯髄腔という場所があります。
歯髄内には神経や血管などが入っています。ここまで到達している場合は、通常、激しい痛みを伴います。
細菌の侵入や、外部への感染をいち早く防ぐため、一度神経を取り除き、きれいに消毒します。
その後、根尖孔と呼ばれる根っこの先にある歯髄への出入り口を薬で完全に塞ぎ、治療を行います。
治療後は、土台をセットし、被せ物を装着します。

歯の根元だけ残った虫歯

C4(歯の根元だけ残った虫歯)

ここまでくると、歯の神経である歯髄がすでに死んでいるため、通常は特に痛みはありません。
治療によって治すことは不可能ですので、歯を抜き、傷の治癒を待ちながら、歯が無くなった箇所でどのように噛むことをできるようにするかを考えていくしかありません。
通常は入れ歯やブリッジなどにて対応します。

歯周病予防(メンテナンス)

歯を失う原因として、虫歯が原因とイメージされる方が多いかと思いますが、実は虫歯よりも多いのが歯周病です。
年齢別でみると、虫歯はどの年齢層でも多いですが、中高年の方に多いのが「歯周病」なのです。

2005年に行われた全国抜歯原因調査結果
2005年に行われた全国抜歯原因調査結果
(円グラフは全年齢、棒グラフは年齢別)
参考文献 安藤雄一, 相田潤, 森田学, 青山旬, 増井峰夫. 永久歯の抜歯原因調査報告書 東京: 8020推進財団; 2005.

歯周病は管理が非常に大切で、重度の歯周病になってしまうと、歯を支える周りの骨も溶けてしまいますので、歯がぐらぐらしてしまい、噛んだら痛くなったり、歯肉が腫れてしまったりしてしまいます。
その歯を残しておくと、痛みが続くだけでなく、周囲の歯を支える骨も溶かしてしまいますので、抜歯をするしかありません。抜歯になれば、当然痛みは伴いますし、補綴治療に費用も掛かります。
また、治療が終わっても、健全な歯よりは、咀嚼力は劣りますので、歯周病になっていいことは何一つありません。自身の歯で噛むことは長く健康的に生きることにもつながり、将来的な医療費の削減にもなりますので、定期的な歯周病管理をしましょう。

歯周病の状態
糖尿病罹患者様への歯周病治療も行います

糖尿病と歯周病には密接な関係があり、糖尿病の方は歯周病にかかりやすく、また、歯周病にかかると血糖コントロールがうまくいかず、糖尿病が重症化しやすいと言われています。
糖尿病にかかると、高血糖状態が続いていることによって体内の感染防御機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。歯周病も細菌感染が原因となって起こる病気のため、例外ではありません。
さらに、高血糖の影響で歯茎の血管に負担がかかっていますので、歯周病が進行しやすい状態であると言えます。
また、歯周病にかかると、歯と歯肉の隙間に「歯周ポケット」ができ、そこから炎症性物質が放出されます。この物質は、血糖をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを妨げるため、糖尿病を悪化させる恐れがあります。
当院では、近隣内科医院様等と連携しながら、糖尿病罹患者様への歯周治療を行っていきます。歯周病、糖尿病ともに悪化を防ぎ、改善を図るためにも、糖尿病の方は適切な歯周病治療を受けることが重要です。

糖尿病のお客様の歯周病治療も対応

PMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)とは、バイオフィルムや歯石を効果的に除去する方法です。
バイオフィルムとは粘性のある細菌膜で、その中に複数種の細菌が共存して複合体を形成し、固体の表面に付着した状態のものの総称です。つまり、細菌が共同生活している集合体です。
バイオフィルムのことを口の中ではプラークのことを言います。プラークは歯面に形成され、その中にむし歯や歯周病の原因菌が多数存在します。プラーク1mgあたり10億個の細菌が存在していると言われています。
バイオフィルムを放置すると唾液中のカルシウムが沈着し石灰化して固まり歯石となり、さらに強固に歯面に付着します。
バイオフィルムや歯石はうがいやデンタルリンス、抗菌剤を使用しても除去することはできません。これらを除去できるのは機械的な除去のみです。機械的な除去の中には毎日の歯磨きも含まれますが、バイオフィルムや歯石は付着が強固なので残念ながら歯磨きだけでは落としきれません
当院では、歯周管理のプロである歯科衛生士が専用器具を用いて、毎日の歯磨きでは落とせないバイオフィルムや歯石を徹底的に取り除きます。
PMTCには歯肉炎・歯周炎の改善や虫歯予防、色素沈着除去、バイオフィルム再形成の抑制などの効果が期待できます。定期的なPMTCを行い。お口の中を常に清潔に保つことをお勧めします。

PMTC費用について

PMTCは保険外診療となります。
バイオフィルムや着色の付き具合によって時間は異なりますが、当院では30分/3000円、45分/5000円で行っています。
ヤニや茶渋などの着色が強い場合は、さらに専門的な器具(エアフロ―)を使用するメニューをご用意しています。

PMTC PMTC

補綴治療

虫歯等で失われた部分は、レジンと呼ばれる修復物を用いるのが一般的ですが、虫歯の進行などによりレジンでの対処が不可能な場合は、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)、義歯などで補い、見た目や機能回復のための治療を行います。補綴物の材質や治療方法によって、健康保険の適用が出来る場合がありますので、まずはご相談ください。

インレー(詰め物)・クラウン(被せ物)

虫歯の箇所を削り、型取りを行います。型に合わせてインレーを作成し、次回の来院の際に補綴します。虫歯の範囲が大きい場合は、クラウンを作成し、同じく次回の来院時に補綴を行います。材質は金属やプラスチック、セラミックなど様々ですが、保険が適用になる場合とならない場合がございますので、事前にご説明させていただきます。基本的には保険適用外が多いですが、歯の場所によっては、CAD/CAM冠を用いて保険内にて対応が可能です。

インレー(詰め物)・クラウン(被せ物)
義歯(入れ歯)

入れ歯は2種類あり、保険適用のものと自由診療のものがあります。
保険適用の入れ歯は、保険が適用できるため、金銭的な負担が抑えることができますが、部分入れ歯の患者様などは材質やデザイン、構造に制限があるため、入れ歯に対してストレスを感じることがあります。それに対し、自由診療の入れ歯は、金銭的な負担はありますが、構造・材料に自由度があります。当院では審美性に配慮し、入れ歯の金属部分が見えない構造のノンクラスプデンチャーを取り扱っております。

1~3歯欠損 90,000円
4~9歯欠損 120,000円
10歯以上欠損 150,000円

※費用は税別となります。

義歯(入れ歯)

当院には、トリートメントコーディネーター
(カウンセラー)が在籍しています

TC(トリートメントコーディネーター)とは?

TCとは、患者様と治療者の間に立って双方の橋渡しをすることで、意思疎通をスムーズにする調整役のスタッフのことです。
海外の医療現場ではすでに定着している専門職ですが、日本ではこれから認知度が高まっていく職業になります。
小さな不安を抱えた治療を進めると、最後まで通院することが苦痛にもなることもあります。
当院では、患者様に不安なく治療を受けていただくために、TCを設置しております。
TCは、治療内容に関する不安や疑問に、正しい知識でわかりやすくご説明するだけでなく、費用に関するご相談にもお答えしております。
歯科医師には直接尋ねにくいことも、TCへお気軽にご相談ください。
「痛みが苦手」「治療を可能な限り短期間で終わらせたい」「お金をかけてでも白い被せ物にしたい」といったご要望も遠慮なくお伝えください。
症状が重かったり、治療部位が多い場合は、希望通りに行かないこともありますが、患者様のお気持ちを診療に適切に反映させていただきます。
カウンセリングルームもご用意しており、プライバシーは厳守いたしますのでご安心ください。

乳歯、智歯(親知らず)、矯正に伴う
永久歯を抜歯予定の患者様へ

当院はアエラスバイオ株式会社:中島美砂子先生(院長が大学院時代、研究指導を受けた世界的に大変高名な先生です)の依頼を受け、研究に使用する抜去歯の提供を行っています。

アエラスバイオ株式会社

院長の臨床研究に対する想い
院長の臨床研究に対する想い

私は大学院時代に「歯髄幹細胞を用いた脳梗塞治療への応用」というテーマで研究に打ち込みました。
研究で培った問題解決能力・研究遂行能力・研究計画力・説明能力・忍耐力は今でも、診療を行う上で欠かせない貴重な体験となっていますが、もちろん研究の発展が臨床技術の発展につながることを良く知っています。医療以外でも技術革新により数年前は不可能であったことが、今では当たり前のようになったことは多いです。研究の発展が我々の生活を便利で豊かにしています。
中でも再生医療は医学研究の中で非常に注目を集める分野です。我々の体の組織にある幹細胞から作った皮膚、軟骨、心筋などを用いた再生医療は、火傷、軟骨損傷、心不全などを対象として保険診療として認可されています。
また、我が国で発明されたiPS細胞を用いた加齢黄斑変性症の治療も臨床研究が始まっています。将来の臨床応用が期待されるものに角膜疾患、脊椎損傷、パーキンソン病、 炎症性腸疾患などがあります。歯科の分野においても、骨・神経・歯髄などの再生研究があります。
中島美砂子先生は私の大学院時代の恩師ですが、彼女の夢は歯髄に含まれる幹細胞を用いて歯髄を再生させることです。
虫歯が大きい場合、痛みを取るため神経を抜かざるを得ませんが、歯の神経を失うことで、その歯への血流と栄養供給は絶たれるため、その後、歯が折れやすくなり歯を失うリスクが上がります。歯髄を再生させることで歯を長期に保ち、よく噛めていつまでも元気に暮らせる、さらなる健康長寿の増進を図りたいと本気で願い研究しています。
そのため、病気で抜いた歯を再生治療開発の研究のために、使用させていただきたいと考えています。

研究内容
対象となる歯
院長の臨床研究に対する想い
  • 乳歯
  • 30歳までの智歯(親知らず)・水平埋伏歯、矯正学的便宜抜歯(歯科矯正治療による抜去歯)等の不要となった健全な(虫歯のない)永久歯
研究の意義と必要性
近年、研究段階においては、歯髄幹細胞(歯の神経の細胞)は血管及び神経誘導能が高く、抜髄した(やむを得ず神経を抜いた)歯の中に不要となった自家(自分)の歯髄幹細胞を移植することで安全に歯髄を再生できることがわかりました。
また、歯髄幹細胞は脳梗塞、末梢神経麻痺、心筋梗塞、脊椎損傷、肝臓等、様々な疾患の再生医療にも有用であることが示唆され、歯髄幹細胞を用いた新しい治療法の確立が期待されています。
研究の目的
不要な智歯などから採集した歯髄の幹細胞を培養して、抜髄あるいは感染根幹歯に移植する「歯髄再生治療」の実用化を目指しています。
本治療の実用化にあたり、以下の探索をすることを目的としております。
  • 抜去歯の輸送液と凍結の影響を検討
  • 乳歯及び永久歯の歯髄幹細胞の分離・培養時の酸素分圧の検討
  • 乳歯及び永久歯の歯髄幹細胞の長期保存法と品質評価法の検討
  • 細胞搬送に対する有効性と安全性・安定性の評価
院長の臨床研究に対する想い
本研究では提供頂いた歯を匿名化し、医学的な情報(年齢、歯の部位など)のみ活用します。研究で得られた結果を研究発表等で公表する際、個人が特定されないようにした上で実施します。患者様のお名前やご住所などプライバシーに関する情報が外部に漏れることは一切ありません。
なお、この研究により提供された抜去歯の歯髄幹細胞が、将来において直接患者様の治療に活用されることはありません。同意は自由意思であり、使用を拒否しても診療上の不利益はありません。