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口腔機能低下症
ORAL HYPOFUNCTION
「口腔機能低下症」とは?
口腔機能低下症とは、口腔内の機能(咀嚼・嚥下:構音・唾液・感覚)が低下していく症状です。
主に加齢が原因ですが、その他にも疾患や障害など様々な要因があります。
口腔機能低下症を放置していると、食事をすることが難しくなり、お口だけでなく全身の筋力が衰えてしまいます。
特に高齢の方は要介護状態に繋がってしまうこともあります。
お口の機能低下への悪循環
お口の機能の衰え「オーラルフレイル」
食べ物をよく噛むことは非常に大切なことですが、あまり噛まずに飲み込んでしまう人は多いのではないでしょうか。
最近は、年齢を問わず、軟らかい食べ物を好む傾向があり、噛みごたえのある食べ物はされがちです。
しかし、軟らかいものばかり食べていると、噛んだり飲み込んだりといった口腔(こうくう)機能が低下し、「おいしく食べる」「食事を楽しむ」ことが難しくなってしまいます。また、口腔機能が低下すると健康面にも影響することがわかってきています。
オーラルフレイルの症状
こんな症状にお困りではないですか?
心当たりが多い方は、早めの受信をお勧めいたします。
言語発音
機能の回復
摂食・嚥下
障害の改善
消化を助ける
感染症予防
(肺炎)
身体のバランス
保持
口腔機能低下症検査
以下の7つの項目の検査を実施いたします
口腔衛生状態不良
舌苔の付着状態を調べます。舌の50%以上に付着していれば衛生状態不良。
咬合力低下
歯が19歯以下の場合、咬合力が低下していると判断します。
嚥下機能低下
嚥下スクーニング検査します。または、自記式質問票(聖隷式嚥下質問紙)を記入していただきます。
低舌圧
舌圧測定器で、舌の圧力を測ります。
咀嚼機能低下
2gのグミゼリーを20秒間咀嚼し、10mlの水にどのくらいグルコースが溶出したかを測定します。
口腔乾燥
口腔粘膜の湿潤度を口腔水分計ムーカスにより測定します。
舌口唇運動機能低下
オーラルディアドコキネシスという機器を使用して、1秒あたりの「パ」「タ」「カ」を何回言えるかを測定します。